
記憶という新しい価値観を扱う難しさと、乗り越える面白さ
小口 健太
カスタマーサクセス・事業開発
2012年株式会社リクルートに新卒入社。全社の経理担当として社内システムの移行プロダクトに従事したのち、新規事業開発の部署で商品開発や業務設計に携わる。2018年にモノグサ株式会社入社後、一から「Monoxerのカスタマーサクセスとは」を考え、カスタマーサクセスチームの立ち上げ・チームマネジメントに従事。
なぜモノグサに入社したんですか?
会社として大きく成長出来るポテンシャルを感じた
前職では新規事業の業務設計に携わっていたのですが、次第に小さな会社が大きくなる過程でルールや仕組みをつくっていくことを、自分の力で実現してみたいと思うようになったんです。それを実現するためには会社として大きく成長できるポテンシャルを持っているかどうかが肝心だったのですが、モノグサを共同創業したCTOの畔柳とCEOの竹内を見て、優秀なCTOが良いプロダクトをつくり、優秀なCEOがきちんと外部にアピールできることは会社の根幹として、とても強いなと感じたんです。
また、教育業界には前職で携わっていたこともあり、市場として土地勘もあったのですが。その市場に対して「記憶」という大風呂敷で挑もうとしていることも非常に魅力的でした。

現在の仕事内容を教えてください。
「このサービスはなくてはならない」と思われる存在になること
カスタマーサクセスという仕事を担当しています。お客様にとって「このサービスはなくてはならない」と思ってもらえるように、私たちのプロダクトの本質的な価値をお客様に届けることが役割で、時にはお客様が掲げている目標や、長年続いている運用を変えてもらうという難易度の高いミッションも伴います。
また、お客様の声を現場で感じられる立場なので、どういった機能があるとプロダクトはより良くなるのか、を開発チームに届けることも期待されています。
現在の仕事の一番の面白さはどこですか?
今までにない価値観・概念に向き合うこと
「記憶」という、今までにない価値観・概念を扱っている点が難しくもあり、一方で面白いと思います。たとえば「生徒の記憶状況を見て、何かを指導していく」、って塾側からしてみたらこれまでやったことない事ですし、場合によってはアドオンの業務にもなってしまうと思うんですね。そこを、何かの価値を感じてもらいながらやっていただくことになるのですが、前代未聞というか、誰もやり方の正解がわからないことなので、その辺りはチャレンジングで面白いと思います。
また、教育分野だからこそという話ですが、実際に活用が進んで学習に使ってくれている生徒の話を聞くと嬉しいですね。漢字や英単語がどうしても覚えられない、このままでは進学すら危ういという生徒が、Monoxerを使うとどんどん憶えられるようになって、勉強すること自体に自信がついた結果、他の科目まで成績が良くなりました、という話も聞きました。そういう話はとても嬉しくなります。

モノグサでチャレンジしていきたいことを教えてください。
Monoxerのカスタマーサクセス組織を強いチームにしたい
カスタマーサクセスの領域は世界的にも歴史が浅く、まだまだ先行事例やベストプラクティスが少ない状況です。自分たちも手探りでやり方を模索している状況ですが、徐々に先行事例に追いついてきている感覚もあり、手応えは感じています。今後も自分たちなりのカスタマ-サクセスのあり方を確立していき、ゆくゆくは情報を発信していく側になれればと思っています。
また、私はチームのマネジメントを任せてもらっている立場なので、組織のあり方や採用などもチャレンジです。こちらもベストプラクティスがまだないテーマなので、自分たちなりのやり方を見つけて、Monoxerのカスタマーサクセス組織を強いチームにしていきたいなと思います。